A.線形探索

「プログラミング」及び「開発」関連用語集

カテゴリー: 探索アルゴリズム  閲覧数:324 配信日:2016-09-03 10:14


最も単純なリスト探索アルゴリズム


リストや配列に入ったデータに対する検索を行う
・各要素を単純に先頭から調べ(比較し)ていく
・見つかれば終了
・どんなリストでも適用可能

n個のデータから m個のデータを検索する場合
・時間計算量 … O(nm)
・空間計算量 … O(1)
・実行時間 … O(n)

n
・リスト上のアイテム数


具体例


下記のような7個のデータを持つリストがある
10 7 12 6 1 4 3
普通のケース / 要素1がどこにあるか、検索したい
・最初の要素である10を見る
・10は1ではないので、次の要素7を見る
・7は1ではないので、次の要素12を見る
・12は1ではないので、次の要素6を見る
・6は1ではないので、次の要素1を見る
・1を見つけることができた

最悪のケース / 要素3がどこにあるか、検索したい
・7個のデータ全てを見ないと、見つけることができない

n個のデータから1個のデータを検索する場合
・最悪O(n)の計算時間を要する