PNG画像形式の特徴 / PNG画像の仕様上のイメージタイプ / チャンク

「プログラミング」及び「開発」関連用語集

カテゴリー: 画像  閲覧数:326 配信日:2019-07-08 09:24


PNG画像形式の特徴


可逆圧縮
圧縮による画質の劣化のない可逆圧縮の画像ファイルフォーマット

下記何れかを利用可能
・最大16ビットのグレースケール
・24ビットと 48ビットのRGB
・8ビット(256色)までのインデックスカラーモード(パレットカラー)

透過のみならず、半透明も可能
・特にフルカラー及びグレイスケールではアルファチャネルと呼ばれる、ピクセルごとに透明度を指定する機能も利用出来る
・アルファチャネルは全ピクセルにそれぞれ指定する必要があるため、画像データは肥大化する

特許問題の心配がない
特許無問題のDeflate圧縮(LZ77圧縮…GZIPやZIPなども採用)を採用している

PNG画像の仕様上のイメージタイプ


一覧表
PNG image type 日本語表記 Colour type 許容ビット深度 アルファチャンネル 内容 備考
Greyscale グレースケール 0 1, 2, 4, 8, 16 × 各ピクセルはグレースケールサンプルで構成されている -
Truecolour Trueカラー 2 8, 16 × 各ピクセルはR、G、B値により構成されている。RBG -
Indexed-colour インデックスカラー 3 1, 2, 4, 8 × 各ピクセルはパレットインデックスで構成さてれいる。パレット方式。PLTE チャンク が必須る -
Greyscale with alpha グレースケール(透過アリ) 4 8, 16 各ピクセルは、グレースケールサンプルとそれに続くアルファ値で構成されている -
Truecolour with alpha Trueカラー(透過アリ) 6 8, 16 各ピクセルはR、G、Bのトリプルで、その後にアルファ値が続く。RBGA -

チャンク


直訳


PNG画像では?
データブロックのこと

PNG フォーマットは、先頭にシグネチャがあり、そこからチャンクと呼ばれるデータが連続する形で構成されています
PNGファイルは、ファイル種別識別用の冒頭部のヘッダを除くと、いくつかのチャンク(データブロック)に分かれています
決定的ブロック(Critical chunk)
イメージヘッダ(Image header、IHDR)。個数:必ず1個設置。複数の設置は不可
カラータイプは5種類あり、これは0(グレースケール)、1(パレット使用)、2(Trueカラー)、4(透過)の組み合わせの合計値になります。それぞれのカラーについて許可されるビット深度が異なってきます