tRNSチャンク / PNG画像の問題 / PNG8とは?

「プログラミング」及び「開発」関連用語集

カテゴリー: 画像  閲覧数:623 配信日:2019-07-10 11:48



tRNSチャンク


使われ方
任意チャンク

用途
・透明色を示したデータを格納する
・透過に関する情報を与えまるが、インデックスドカラーと他の形式では扱いが異なる

インデックスドカラーの場合
・インデックスドカラーでのtRNSチャンクはパレット毎の透明度を指定するチャンクである
・特定のパレットコードに特定の透明度を設定したい場合(GIFの透過機能に対応する機能を実現する場合など)は、アルファチャネルの代りにtRNSチャンクで透明度を指定する方が効率が良い
・各パレットコートに対して、 1オクテットのデータが与えられる
・データは0にすると完全透明、255だと不透明となる。

グレイスケール及びフルカラーでの場合
・tRNSチャンクは透明色を一色だけ指定する
・透過扱いとなるピクセル値を定義する


tRNSチャンクは透明度を指定するチャンクです。カラーモードによって動作が異なります。また、アルファチャンネルを持つカラーモードには使用できません

PNG画像の問題


PNG-8、PNG-24名称がオフィシャルではない
仕様書にこの記載はない。※公式サイトでは記載されている

PNGには5つのイメージタイプがあるが、各ソフトウェアではこの通り実装されていない
これらのイメージタイプがPhotoshopでは3つのタイプになってしまっている
・Grayscale / グレースケール
・Truecolor / Trueカラー
・Indexed-color / インデックスカラー
・Grayscale with alpha / グレースケール(透過アリ)
・Truecolor with alpha / Trueカラー(透過アリ)

PNG画像をより美しく、より軽量に最適化するテクニック

PNG8とは?


「8ビットPNG」の省略形
・より一般的には1、2、4、8ビットピクセルのパレットベース(カラーマップ)PNG画像を指す
・画像自体の各ピクセル値は8(またはそれ以下)ビットの深さであり、パレットの特定の24ビットRGBカラー値に対するインデックスとして機能する
・1ビットカラーマップ画像は、2色以下の色を参照できる
・2ビット画像は4つ以下にすることができる
・4ビット画像は16個以下にすることができる
8ビット画像は最大256色まで指定できる