各ターミナルソフトの機能比較

「プログラミング」及び「開発」関連用語集

カテゴリー: ネットワーク  閲覧数:398 配信日:2017-12-30 10:43


機能比較する項目


シリアル接続
・ネットワーク機器はIPアドレスが付与されるまで、遠隔操作で設定を投入できない
・そこで登場するのがコンソールケーブル
・IPアドレス設定以前の状態では、コンソールケーブルを用いたシリアル接続でネットワーク機器に設定を投入する

自動ログ取得
・自動ログ取得は非常に便利な機能
・自分の操作履歴を確認したい時に非常に重宝する
・PuTTy・poderosaは簡単に自動ログ取得の設定が容易だが、 tera termの設定は若干ハードルが高い

config流し込み
・ネットワーク機器を設定する際は、テキストファイルに保存した設定をターミナルソフトウェアに貼り付けて 反映される、いわゆる"config流し込み"と呼ばれる作業を行う
・tera termのデフォルト設定は、 大量テキストを貼り付ける際に改行毎に10msecの遅延を発生させ、 同期のずれが発生しないようになっている

改行の警告
・改行を含む文字列が貼り付けられてしまうことによって 想定外のコマンドが投入されてしまうことを防止してくれる非常に便利な機能
・tera termは改行を含む文字列を貼り付けようとした時に、警告メッセージを表示してくれる
・poderosaは、公式サイトからダウンロード可能なversion 4.1.0は"改行の警告"に対応していない
・"改行の警告"に対応しているversion 4.3.5bは、SourceForgeからダウンロード可能

複数ウィンドウ
・複数タブ・複数ウィンドウに対応しているのは、poderosaのみ
・複数サーバを同時に操作することが多い、複数のサーバに似たようなコマンドを投入することが多い場合は、非常に便利

比較一覧表


一覧表
- tera term PuTTy poderosa
SSH2対応
シリアル接続
自動ログ取得
config流し込み × ×
改行の警告 ×
複数ウィンドウ × ×