デメリット / バックアップとの違い

「プログラミング」及び「開発」関連用語集

カテゴリー: 開発  閲覧数:344 配信日:2017-08-23 08:52


デメリット


莫大なコストが発生
・元となるサーバと同じようなサーバが必要になる
・単純計算で通常のサーバ運用の2倍の費用が必要

不適切なデータも完全にコピーされてしまう
・元データがウイルスなどに感染した場合、予備のデータは元データのコピーを行うことしかプログラムされていないため、感染したままのデータがそのままレプリケーションされてしまう


バックアップとの違い


バックアップとは?
・データの複製をあらかじめ作成しておいて、元のデータが破損したときに元のデータと入れ替えて活用すること

比較一覧表
- バックアップ レプリケーション
リアルタイム性
同一媒体?
障害発生 リストア後再開 継続稼働
リアルタイム性
・レプリケーションは、本番系が更新されたら、その場で予備系も更新される。常にデータベース自体を複製するため、万一のデータベース障害時にも 待機系データベースでの継続運用が可能

同一媒体?
・バックアップは、テープやバックアップ用のストレージなど、異なる媒体に転送される。単にデータを保存するだけなら通常のデータベースやストレージで事足りる
・レプリケーションは、2つのまったく同じシステム間で複製される。コピー先の媒体が元データと同一である理由は、単にデータ保存しておくだけでなく、緊急時にシステムの稼働継続するため

システム障害が発生したら
・バックアップは、リストアという、複製を元に転送する作業が発生。リストア後に、業務を再開
・レプリケーションは、リアルタイムに更新しているため、本番系が停止したら、システムが自動的に切り替わり、サービスを止めることなく継続できる。緊急時にリストアの時間なく稼働し続けることができる