カテゴリー:
開発
閲覧数:384 配信日:2017-08-23 08:52
デメリット
莫大なコストが発生
・元となるサーバと同じようなサーバが必要になる
・単純計算で通常のサーバ運用の2倍の費用が必要
不適切なデータも完全にコピーされてしまう
・元データがウイルスなどに感染した場合、予備のデータは元データのコピーを行うことしかプログラムされていないため、感染したままのデータがそのままレプリケーションされてしまう
バックアップとの違い
バックアップとは?
・データの複製をあらかじめ作成しておいて、元のデータが破損したときに元のデータと入れ替えて活用すること
比較一覧表
- | バックアップ | レプリケーション |
---|---|---|
リアルタイム性 | ✕ | ◯ |
同一媒体? | ✕ | ◯ |
障害発生 | リストア後再開 | 継続稼働 |
・レプリケーションは、本番系が更新されたら、その場で予備系も更新される。常にデータベース自体を複製するため、万一のデータベース障害時にも 待機系データベースでの継続運用が可能
同一媒体?
・バックアップは、テープやバックアップ用のストレージなど、異なる媒体に転送される。単にデータを保存するだけなら通常のデータベースやストレージで事足りる
・レプリケーションは、2つのまったく同じシステム間で複製される。コピー先の媒体が元データと同一である理由は、単にデータ保存しておくだけでなく、緊急時にシステムの稼働継続するため
システム障害が発生したら
・バックアップは、リストアという、複製を元に転送する作業が発生。リストア後に、業務を再開
・レプリケーションは、リアルタイムに更新しているため、本番系が停止したら、システムが自動的に切り替わり、サービスを止めることなく継続できる。緊急時にリストアの時間なく稼働し続けることができる